皆さんがお支払いしている電気代のうち、エアコンがどのくらいの割合を占めているかご存知でしょうか?実はオフィスでも店舗でも、消費電力のうちエアコンは約 1/2 ~ 1/4 とかなり大きな割合を占めています。
エアコンの省エネ性は、圧縮機(室外機搭載コンプレッサー)という部品の運転方式で決まります。
今回は、圧縮機が現在搭載されている「インバーター」方式のエアコンと、2000年ごろまで主流だった「一定速」方式のエアコンの消費電力を実際に比較してみました。
POINT
- インバーター方式は温度変化に合わせて自動調節するから無駄がない!
- インバーター方式なら消費電力が約64%も削減!
インバーター方式は温度変化に合わせて
自動調節するから無駄がない!
実験スタート
左:当社インバーター機(RSRP80BCT・2018年発売)
右:当社一定速機(RYJ71F・1994年発売)
「インバーター」方式
運転開始後、設定温度に近づくと、エアコンが自分でパワーをコントロールしながら運転を続けるため、温度調節が細かくでき、ムダがない。
「一定速」方式
運転開始後、一気に100%の力で稼働、設定温度に達すると停止、そして室内温度が設定温度から離れると再び100%の力で稼働とオンオフを繰り返すため、多くの消費電力を要する。
インバーター方式なら消費電力が約64%も削減!
1年間使用した場合を試算すると約64%の消費電力量削減になります。
- <試算条件>
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当社一定速機(RYJ71F、1994年発売)とインバーター機(RSRP80BCT、2018年発売)との比較。
JIS B8616:2015を基準(東京都・戸建店舗)室内設定温度は冷房27℃、暖房20℃で試算。
気象データはアメダスの気象データを使用しています。
今回の実験内容を
動画でもご覧ください!
業務用エアコンは一般的に10~15年サイクルでの買い替えがひとつの目安です。快適性への不満や機器の不調にお悩みの方はもちろんまだ動いているからご使用を続けている方も、今回の実験結果をご参考に一度お使いのエアコンの経過年数や電気代などを確認してみてはいかがでしょうか。
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