2017.12.26

更新日
2020.03.06

プロの定期的な業務用エアコンクリーニングが「効き」をキープ!掃除はプロにお任せ。

節電効果も!空調のプロに任せる業務用エアコンのクリーニング

最近、「エアコンの効きが悪い(冷えにくい、暖まりにくい)」「いやなニオイがする」「吹出口が結露して水もれ・水とびがする」「風が弱く音が大きい」などの症状はありませんか。
こんな症状が出ていたら、それはエアコン内部の汚れが原因かもしれません。そんなときは、プロによるエアコンクリーニング(洗浄)をおすすめします。今回は、空調のプロに依頼する「業務用エアコンのクリーニング」について詳しくご紹介します。

POINT

  • エアコン内部の汚れは、放置せずにプロに洗浄してもらう
  • エアコンクリーニングの最適なタイミングの目安は業種ごとに異なる
  • 空調専門メーカーのダイキンがおすすめするのは、
    "プロのエアコンクリーニング"
  • ダイキンが提供するエアコンクリーニングなら、
    プロの技術で細部の汚れまで落として、点検まで受けられる

エアコン内部の汚れは、
放置せずにプロに洗浄してもらう

外からは見えなくても、エアコン内部ではニオイや汚れの元となるカビや雑菌などが繁殖している可能性があります。
こうしたエアコン内部の汚れはニオイや空気汚染といった不衛生さの原因になるだけではなく、暖房・冷房の効き方が悪くなったり、電気代がかさむ原因になります。また、内部が汚れている状態で常に運転を続けるとエアコンに大きな負荷がかかるため、故障が起きたり寿命が短くなったりといった可能性もあります。そのため、エアコン内部の汚れを放っておくことはおすすめできません。
特に熱交換器の汚れは、洗浄しなければ落とすことができません。シーズンでフル稼働させたあとのエアコンをしっかりクリーニングすることはもちろん、定期的にメンテナンスをおこなうことが省エネや節電、長寿命化につながります。

定期的な洗浄によりエアコンの消費電力を抑え、異常停止などの不具合発生も抑制します。

ノーメンテナンスによる消費電力の増加 洗浄効果 ノーメンテナンスによる消費電力の増加 洗浄効果

エアコンクリーニングの最適なタイミング

エアコンクリーニングの最適なタイミング エアコンクリーニングの最適なタイミング

エアコンクリーニング(熱交換器洗浄)の時期やサイクルは、ご使用の環境や運転時間などで変わります。ここでは、業種ごとの目安時期(ガイドライン)をご紹介します。

熱交換器洗浄のガイドライン

熱交換器洗浄のガイドライン 熱交換器洗浄のガイドライン

注) 洗浄時期(サイクル)は、環境、雰囲気、運転時間等で変わります。

店舗、工場

店舗や工場の場合、約3年おきの洗浄が目安です。1回目の洗浄時期は3年目~4年目、2回目の洗浄時期は6年目~7年目、3回目の洗浄時期は9年目~10年目、4回目の洗浄時期は12年目~13年目となります。

事務所、工場事務所棟

事務所や工場の事務所棟の場合、約5年おきの洗浄が目安です。1回目の洗浄時期は5年目~7年目、2回目の洗浄時期は10年目~12年目となります。

福祉・医療

福祉・医療関連の施設の場合、約5年おきの洗浄が目安です。1回目の洗浄時期は4年目~6年目、2回目の洗浄時期は9年目~11年目となります。

このように、このサイクルは環境や雰囲気、運転時間などによって異なります。この時期を待たずに異変を感じた場合には、購入したお店や、メーカーにご相談してください。

空調専門メーカーのダイキンがおすすめするのは、
"プロのエアコンクリーニング"

空調専門メーカーのダイキンがおすすめするのは、 空調専門メーカーのダイキンがおすすめするのは、

冷暖房能力の回復、重大故障の減少、無駄な電力消費の削減といった効果が見込めるエアコン洗浄。
特におすすめするエアコンクリーニングサービスは、業務用エアコンのプロであるダイキンが提供する「空気Kireiサービス」(有償)です。プロの技術で細部の汚れまで落とすだけでなく、洗浄と同時に点検作業も実施し、故障のリスクを事前に減らすことができるため、おすすめです。

ダイキンが提供するエアコンクリーニングの内容とは

ダイキンの「空気Kireiサービス」が提供するクリーニング内容としては、パネル/エアーフィルター/ファン/ドレンパン/熱交換器等のパーツに対して、症状に合わせた交換・洗浄・分解整備などでご対応します。エアコンのプロならではの適切なクリーニングをおこなうため、ひとつひとつのパーツが美しく生まれ変わります。

主な整備対象部位

主な整備対象部位 主な整備対象部位

数多くあるパーツの中でも経年劣化が生じやすい温度センサーやドレンポンプ(使用機種のみ)に関しては、クリーニングの際に交換します。

洗浄の際には、エアコンのプロ御用達である専用の洗浄剤「エコフィンKirei」を使用します。一般的な洗浄剤では汚れと共に表面のコーティング剤も洗い流してしまいますが、「エコフィンKirei」であれば表面の汚れだけを取り除くことができるため、フィンの浸水処理膜を傷めることなく洗浄できます。

エコフィン Kirei による洗浄と一般的な洗浄の比較。 エコフィン Kirei による洗浄と一般的な洗浄の比較。

熱交換器洗浄前(納入後数年経過) 熱交換器洗浄前(納入後数年経過)

試験条件 「エコフィンKirei」及び市販のアルカリ洗浄剤を使用しそれぞれ未使用熱交換器に対して
15回洗浄を実施し比較
実施者  ダイキン工業株式会社

ドレンパンには、銀イオン系の抗菌剤を設置します。銀イオン系の抗菌剤はニオイやつまりの原因となるスライムやカビ、菌の発生を抑制するため、清潔な状態を保つことができます。この抗菌剤の効果は、約2年間続きます。

銀イオン抗菌剤なし 銀イオン抗菌剤あり 銀イオン抗菌剤なし 銀イオン抗菌剤あり

エアコンは利用する場所に合わせた性能のものを購入することも大切ですが、定期的なメンテナンスやクリーニングをおこなわなければさまざまなトラブルを引き起こしかねません。

ダイキンの業務用エアコンクリーニング「空気Kireiサービス」に関するお問い合わせはこちら

お使いのエアコンが長年使用したエアコンであれば、メンテナンスやクリーニングをするより、最新の省エネモデルの業務用エアコンに買い替えた方が、節電効果が出てお得な場合もあります。
業務用エアコンの買い替えのご相談、現場調査、お見積もりのご依頼はお近くのダイキンプロショップにお問い合わせください。