新築・リフォーム

2017.11.27

広々したお部屋でも、
すみずみまで快適にする必見テクニック

エアコン・住宅設備の選び方

家族のコミュニケーションのしやすさや、くつろぎやすさを求めて、「広いリビング」を新築・リフォーム時につくる方が増えています。リフォームの場合、扉や間仕切りを取り除いて、リビング空間を広げる方も多く、リビングとダイニング、キッチンが繋がった「縦に長く広いLDK」の住まいも増えています。
しかし、「広いリビング」には、住んでみないと気づきにくい問題点が潜んでいることがあります。
それは「温度ムラ」。たとえば、冬場、リビングは暖かくてもダイニングやキッチンは寒いというお困り事が起きることも。いくらパワフルなエアコンを設置していても、お部屋の形状やエアコンの設置位置によって、1台だけではすみずみまで十分に気流が行き届かないことも多いのです。
特にダイニングやキッチンは、リビングに設置したエアコンからでは気流が届きにくく、冬は寒すぎたり、夏は暑すぎたりと、温度ムラが生じやすい場所です。
そうした問題は、エアコンの設置場所の工夫で解決。お部屋のすみずみまで気流を行き渡らせるために最適な設置場所を検討し、事前に対策することで、広々リビングでもすみずみまで温度ムラのない空間にできます。

POINT
  • 広いお部屋をすみずみまで快適にする、エアコン「2台使い」。
  • エアコン「2台使い」のワザを使って、無駄なく効率的に空調を。
  • 温度ムラを抑えたすみずみまで快適なリビングづくりは、プロにお任せ

広いお部屋をすみずみまで快適にする
テクニックは、エアコン「2台使い」

たとえば20畳ある広いリビングに、20畳対応のエアコンを1台設置した場合、気流が部屋のすみずみまで行き渡らない場合があります。特に縦長のお部屋形状の場合、注意が必要です。
温度ムラが発生すると、せっかくの広いリビングなのに、快適な場所だけに人が集まり、空間が十分に活用されないことも。
そこで、エアコンを「2台使い」するテクニックをご紹介します。エアコン1台だけでは温度ムラができてしまった20畳のリビングに、10畳対応のエアコンを2台、上手に設置すると、すみずみまで気流が行き届き、どこにいても快適な空間にすることができました。2台で空調を整えるため1台あたりの負荷も少ないですし、一般的に20畳用より10畳用のエアコンの方が静音性に優れているため、運転音も気になりにくいので、おすすめです。

エアコン「2台使い」のワザを使って、
無駄なく効率的に空調を

エアコンを2台使うことで、その他にもメリットがあります。たとえば、お部屋全体がある程度快適になってきたら、1台は運転を弱めるという使い方や、食事中はダイニング側だけを運転させておき、リビング側は弱めておくという使い方など、かしこい使い方で無駄なく効率的に運転できるのも、「2台使い」のメリットです。

L字型やコ字型などさまざまなお部屋の形にも対応!

また、特に気流が行き届きにくく温度ムラができやすいL字型やコ字型といった、変形した間取りのお部屋にもエアコンの「2台使い」が効果的です。

エアコン複数台設置の強い味方!
「マルチエアコン」でまとめて接続。

リビングに2台のエアコンを設置すると、また1台室外機が増えてしまう、とお悩みの方には「マルチエアコン」をおすすめします。
「マルチエアコン」は、1台の室外機に、エアコンや床暖房などの室内機を5台まで設置可能。エクステリアをスッキリさせたまま、エアコン配置の自由度が大幅にアップし、お部屋の快適度もグンと上がります。

「マルチエアコン」を詳しく見る

温度ムラを抑えたすみずみまで
快適なリビングづくりは、プロにお任せ

今回、エアコンの「2台使い」で温度ムラを抑えるテクニックをご紹介しましたが、2台のエアコンをより効率的に使うためには、設置位置の検討が重要。
エアコンの設置位置は、家が完成してしまってからでは変えられないことが多いため、新築やリフォーム計画の初期段階に、しっかりと検討しておく必要があります。新築やリフォームを考え始めたら、まずはプロに間取り図を見せて相談することをおすすめします。実績豊富なダイキンプロショップなら、温度ムラを抑えるために最適なエアコンの設置位置をご提案できます。まずはお近くのダイキンプロショップまでご相談ください。

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