一年のうち、最も空気が乾燥するのは12月~2月の冬場。しかも、室内では暖房によってさらに空気が乾燥してしまうこともあります。
加湿器で対策するのは手軽ですが、定期的な給水やお掃除が必要なので、ちょっと面倒に感じることもあるのではないでしょうか。そこで今回は、手間をできるだけ減らしながら、お部屋の乾燥を防ぐ方法をご紹介。冬も快適な住まいづくりに、ぜひご検討ください。
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- 加湿機能付のエアコンなら、給水せずに加湿できる!
- 加湿できるハウジングエアコンなど、様々なタイプから選べる。
- 加湿機能付エアコンと、乾燥しにくい床暖房を連携させてより快適に!
- 家中をいつでも快適しつどにできる「全館調湿」という方法も。
加湿機能付のエアコンなら、
給水せずに加湿できる!
加湿器では定期的な給水が必要ですが、面倒な給水を行わなくても、暖房しながら加湿できるエアコンがあるのをご存じですか?
ダイキンの「うるる加湿」という機能を搭載したエアコンなら、外気の水分を取り込んでお部屋に送り出し、給水なしで加湿できます。
加湿機能が付いていても特別なお掃除は必要ありません。加湿付のエアコンを設置する場合、屋外から水分を取り込むためのホースも設置しますが、このホースのお掃除も必要ありません。
小さなお子さまがいて手が離せない方にも、手間なく使えて便利。家族が集まるリビングでのお肌の乾燥対策、お休み中の喉の乾燥対策、体調管理が気になる受験生のお部屋にもおすすめです。
<ご購入前にご確認ください>
下記の状況により「換気・加湿機能搭載ルームエアコン」の設置ができない場合があります。
詳しくはダイキンプロショップまでお問い合わせください。
- 加湿ホース(換気兼用) の接続工事が必要なため配管貫通穴は以下のサイズが必要です。2.2~5.6㎾はΦ65以上推奨、6.3~9.0㎾はΦ70推奨。
- 更新の際、現在お使いのエアコンに加湿機能がなく、埋設配管(配管が天井内や壁などを通っていて屋外から見えないもの)の場合は 加湿ホースの工事ができません。
- マルチタイプ(室外機が1台に対し、室内機が複数設置できるタイプ)には対応していません。
加湿できるハウジングエアコンなど、
様々なタイプから選べる。
加湿付エアコンには3タイプがあり、見た目がすっきり収まる「天井埋込カセット形」や足元から暖まる「床置形」、「壁掛形」の「うるさらX」をご用意。それぞれに形状やカラーバリエーション、機能が異なるので、設置するお部屋に合わせてお選びください。
※エアコン入れ替えの場合には、加湿ホースの据付工事ができない為、加湿ハウジングエアコンを設置できない場合があります。詳しくはお問い合わせのダイキンプロショップまでご確認ください。
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加湿機能付エアコンと、
乾燥しにくい床暖房を
連携させてより快適に!
加湿できる「天井埋込カセット形」や「床置形」を、空気が乾燥しにくい床暖房と組み合わせて使うのもおすすめ。エアコンと床暖房を接続して使う「マルチエアコン」というタイプにすれば、はじめはエアコンを中心にパワフルに暖め、全体が暖まってきたら床暖房メインに切り替えてじんわり暖める連携プレーも可能です。
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また、「マルチエアコン」は室外機が少なくて済むという点もメリット。通常のエアコンであれば室外機がエアコンと同じ数だけ必要になり、床暖房に対しても別途室外機が必要です。 「マルチエアコン」であれば、複数の空調機器を一台の室外機につなぐことができるので、家まわりもすっきりと使えます。
家中をいつでも快適しつどにできる
「全館調湿」という方法も。
「全館空調」という言葉は、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、家中を常に快適しつどに保つ「全館調湿」という考え方もあります。乾燥が気になるときは加湿、湿気が気になるときは除湿を行って、常に快適しつどに自動で調整。冬場の乾燥対策だけでなく、結露対策や梅雨のジメジメ対策など年間を通して役立ちます。
これを可能にするのが、ダイキンの全館換気・調湿ユニット「DESICA HOME AIR」。家中の24時間換気と調湿が行えるのが特長です。現在、住宅には24時間換気システムの設置が義務付けられていますが、そちらにも対応できる住宅設備です。
「DESICA HOME AIR」には冷房・暖房機能自体はついておらず、エアコンや床暖房と組み合わせて、ご家庭に合った空調プランを組み立てることができます。
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- マメ知識
1 - お肌の乾燥だけではない!
しつどが下がると、ウイルスが活性化?
しつどが低い状態は、お肌が乾燥するというだけでなく、実はウイルス対策の意味でも要注意。というのも、一般的にウイルスはしつどが40%以上では死滅率が上がり、それを下回ると死滅率が減少するといわれているからです。空気が乾燥している冬場にインフルエンザの流行が多いのはこのためです。
特にお部屋の中は、暖房によってさらにしつどが下がってしまう傾向にあるため、加湿で対策するのがおすすめ。ただし、しつどが高くなりすぎるとカビの発生などにつながるので、40~60%の間くらいを目安にしつど調整を行うようにしましょう。
- マメ知識
2 - 加湿すると体感温度がアップして、
省エネにもうれしい。
乾燥対策に役立つ加湿ですが、実は省エネにも効果的。その理由は、しつどが上がると「体感温度」が上がり、実際の温度より暖かく感じるため。加湿をすれば暖房の設定温度が低めでも、快適に過ごすことができるというわけです。エアコンの設定温度は消費電力に大きく関わっており、設定温度を1℃下げると約10%の節電になるとされています。
プロが考える、暮らしに合った空調商品の
組み合わせでより快適に。
冬の乾燥対策に役立つ様々な空調商品を、住まいに取り入れてみたい、という方は空調のプロである「ダイキンプロショップ」までご相談を。幅広い専門知識を持っているので、「システムマルチ」のエアコンや床暖房も併せてトータルな空調プランを考え、工事まで行うことができます。技術力にも優れた「ダイキン認定店」なので、安心してご依頼ください。